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切符収集記&登山行記

切符収集記&登山行記

明知へ

明知へ

旅行期間:平成15年8月30日
訪問標的:明知鉄道

【プロローグ】

明知鉄道へは過去に一度行ったことがあるのですが、そのときは両矢式や往復券の存在は知らず、入場券や片道券を購入して帰ってしまいました。漏れの回収と新しい車両に会うことが課題として残っていましたが、工業芸術男さんからお誘いをいただき、名古屋で通訳学校に出席した後、おち合って訪問するということになりました。

【収集日当日】

この日は通訳学校でプレゼンがあり、時間どおりに授業が終わるか非常に心配だったのですが、案の定、時間をオーバー。やきもきしながら授業を受けていましたが、13時過ぎにようやく解放され地下鉄で一路、千種駅へ。ここで工業芸術男さんとおちあい恵那へ向かいます。私は、セントラルライナーには初めて乗ったのですが、なかなか落着いた車両でした。情報交換などしているうちに恵那へ到着。これ、一人で行っていたらだいぶ時間が長く感じられただろうと思います。恵那では、往復硬券がメインディッシュです。3種類あるとのことでしたが、安いほうから2種類求めます。
乗り換え時間は十数分あったのですが、二人で切符をいろいろ買っているとあっという間に出発時間です。というか、ちょっと定刻を過ぎていたかもしれません。
明知鉄道は、6、7年ぶりに乗ったのですが、相変わらずアップダウンの厳しい路線です。車両は新しい車両に変わっており、白色ベースの塗色がさわやかです。いろいろ話をしているうちに、岩村到着。明智は行ったことがあるのですが、この駅で降りるのは初めてです。交換駅ということで、その雰囲気にも期待していたのですが、タブレットあり、腕木信号ありでなかなか良いです。
岩村では、JR連絡券と両矢式がメインなのですが、係員が奥に引っ込んだままなかなか出てきてくれません。ようやく出てきてくれて、工業芸術男さんが収穫をあげ私が切符を買おうと思ったら、もう明智ゆきの出発時間!岩村優先ということで、明智はあきらめ、一時間後の恵那ゆきで戻ることにします。

明智ゆきの客となった工業芸術男さんを見送り、客がいなくなった駅で切符を買い求めます。ここでは賃改印なしのJR連絡がメインでした。先ほど列車出発前にほかのお客さんが購入している券を見ると名古屋・千種間ゆきの券も賃改印がなく、事前に聞いていた中津川ゆきの券以外にも収穫をあげます。で、ここで駅の係員さんと言葉をかわすと、「え!?さっきの列車で明智へ行くつもりだったの?なんだ、言ってくれれば切符買ってる間、発車待たせたのに。」とのお言葉。「中へ入ってコーヒーでもどうぞ」と言ってくださり、お言葉に甘えさせてもらいます。駅の中に入れてもらうのは、くまがわ鉄道の相良藩願成寺駅以来ですが駅でコーヒーをよばれるのは私は初めてです。ご家族のお話や明知鉄道の現状を聞かせていただき、うーん、災い転じて福となすとはこのことかな。一時間の待ち時間も町をうろうろして時間をつぶそうかなどと思っていましたが、駅員さんのおかげであっという間に時間が来ます。「お子さん大きくなったら、連れて乗りにきてな」との一言が鉄道への愛が感じられちょっと感動でした。
明智から戻ってきた工業芸術男さんと合流して恵那へ戻ります。恵那では、JRの軟券を購入。明知関係はこれで任務終了です。引き続きJRで美乃坂本駅へ移動。ここでは軟券のセントラルライナー券を購入。私はあまり軟券には手を出していないのですが、入手してみると愛着が増してきます。JRの軟券もちゃんと集めようかなあ・・・。今回の収集はこれで無事終了です。あとは名古屋経由で家へ戻るだけです。

明知鉄道は初めての訪問ではなかったので、さほど期待していなかったのですが、乗務員の方々も親切そうでなかなか雰囲気よかったです。いつかまた乗りにいきたいものです。

<おしまい>



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